そういえば（研修講師）
最近、告知ばかりこちらにしていたことに気づきました。
以前のように、思ったこと、をあまり載せてない。
先日、日本学校教育相談学会の中央研修会で、お話をさせていただきました。内容は、拙著の一部分と重複するところの多いものでしたが、それをゆったりと話させていただけました。特に、「転移逆転移と、投影性同一化は同じことと捉えてよいのか？」という質問とのやり取りの中で、転移逆転移でなく投影性同一化でなければなかった背景に、「誰も悪者にしない」という私の思いが籠められていたのを思い出せたのは大変嬉しく思いました。講師をさせていただくとこちらも本当に学びが多く、ありがたいんですよね。
投影性同一化だと、どうして誰も悪者にしないことになるのかは、また今度。
この研修をコーディネートしてくださった先生や司会の先生からご連絡いただき、参加者の方々からのコメントも拝見し、本当に学ばせていただくことが多いなあと感動していました。
もともと拙著を執筆したのは、日本中の奮闘している先生たちが孤立しないように、仲間がいることを、仲間になれる潜在性を秘めた同僚がいることを、伝えたいと思ったからでした。少しずつ、少しずつ、すこーしずつ、けれども全国に、思いが広がっているのを感じると、なんだか本当に、嬉しいです。
