伝えたくなったこと
たびたび、小冊子や講演についての大変丁寧な感想のご連絡をいただきます。ほんとにうれしいです。こういった多くの声に応えたく、このページを作ったのですが、ページがうまく機能していきますようにと祈りつつ‥。
お声をうかがうたびに、現場の先生がたのご苦労を感じずにはいられません。特に、支援の場にいらっしゃる先生方は、心の中に怒りや不満、怠惰などの被支援者や仕事に対するネガティブな気持ちを持つことを許さない、真摯な方がたくさんいらっしゃるのですね。その真摯な気持ちがご自身を苦しめるのは辛いことです。
まずは、私たちは聖人ではなく、
怒って、嫉妬して、被害妄想に陥って、人に頼るのは大事ですよなんて言うくせに頼ることのできない臆病な、ひとりのちっぽけな人間で、
だからこそ、
怒りも嫉妬も被害妄想も認めてよいのだ、そうしないと逆に仕事ができなくなってしまうのだ、とある種解放されるところから始めませんか。
難しいこどもたち、難しいひとたちと関わるとは、そういうことなのだと思います。相手が難しいのではない。関わるときの自分の心が難しい。でも、その難しさは、共感される種類のものなのだと思います。
一緒に頑張りましょう。